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打ち合わせが終わってメガネを外し、鞄の上に置いたまま席を立ちます。夜になって鞄を開けると、テンプルがわずかに開いていました。
mokuのメガネケースは金属の芯板を持たず、1.6mm厚の革の強さだけでメガネを守る作りです。
薄くてスタイリッシュが売りのmokuは好みがすごく分かれる革製品です。その良さを活かしたmokuのメガネケースを当記事で紹介させていただきます。
mokuのメガネケースはいくらですか?
価格は14,300円(税込)です。革が3種類ありますが、値段はすべて同じに揃えられています。
モクのMikke(ミッケ)は何種類ありますか?
メガネケースは「Mikke」という1つのシリーズだけです。ブランド名の読み方はモクです。表に使う革が違う3モデルが並びます。
| モデル名 | 表の革 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| メガネケース Mikke Pueblo | イタリア産牛革 プエブロ | 14,300円 |
| メガネケース Mikke Buttero | イタリア産牛革 ブッテーロ | 14,300円 |
| メガネケース Mikke Noblessa | ドイツ産牛革 ノブレッサカーフ | 14,300円 |
3つが同額という点に、選び方のヒントがあります。革のグレードで値段を上下させていません。使い方ではなく、好みで決めてよいという設計です。
3モデルの並びはmokuのメガネケース一覧で確認できます。
送料や名入れは別料金になりますか?
国内の送料は無料です。名入れの刻印も無料で、名前と頭文字の組み合わせ、名前だけ、頭文字だけの3通りから選べます。専用のギフトボックスも付きます。
1万円台の革小物で刻印と箱が込み。贈り物を考えている人には、そのまま予算の話でしょう。包装代を別に見なくて済むからです。
注文してからどのくらいで届きますか?
受注生産です。発送までに3〜5営業日かかります。土日を挟むと1週間前後を見ておくほうが安全です。
誕生日や父の日に合わせたいなら、逆算して2週間前には注文しておきたいところ。名入れを付けるなら、なおさら余裕が要ります。
メガネケースは「守る」と「かさばらない」が両立しない

メガネケース選びが難しいのは、この2つが正面からぶつかるからです。
硬いケースが守れる理由はどこにありますか?
樹脂や金属の板が入ったハードケースは、外から加わった力を自分の壁で受け止めます。力が中身まで届かないので、鞄の底に入れても中のメガネは無事です。
代わりに、壁の厚みぶんだけ体積が増えます。重さも出ます。鞄の中で場所を取るので、結局は持ち歩かなくなる人が多い。冒頭の場面が起きるのはこの流れです。
薄い袋型のケースはなぜ守れないのですか?
革や布の袋は、壁ではなく皮膚のようなものです。傷や擦れは防げます。押される力はそのまま中身に伝わります。
ここで壊れるのはレンズではなく、たいていフレームです。鼻あてが曲がる、テンプルの開きが変わる、といった形で表れます。
Mikkeはどちらに立っているのですか?
Mikkeは袋型ではありません。箱の形をしています。ただし、その形を作っているのは芯材ではなく革そのものです。守る側とかさばらない側の、ちょうど間にあります。
mokuのMikkeは何が違うのですか?
次は数値の紹介です。違いは3つ。革の厚み、芯材の有無、そして重さです。
金属板を入れないのに、なぜ形が保てるのですか?
公式の説明では、Mikkeに金属板などの補強材は入っていません。使っているのは1.6mm厚の牛革です。革を厚くして、革自身のハリで箱の形を出しています。
1.6mmという数字は、革小物では厚い側に入ります。財布の外装でも1.2mm前後で使うことが多い。その革を、曲面のまま立体に組んでいます。
構造の詳細はMikke Puebloの商品ページに書かれています。
側面の金具は何のためにありますか?
Mikkeの側面に付いているのは、組ネジという金具。指で回して開け閉めできるネジ式で、革の重なりを留める役目です。
この金具は単体でも販売されています。価格は660円で、ブラスとブラックニッケルの2色。なくしても自分で付け直せる設計です。
交換部品はMikke用の組ネジのページにあります。長く使う前提で、部品まで売られている点は評価していい部分です。
58gという重さはどのくらいですか?
公式表記は約58gです。メガネ本体が20g台から30g台なので、ケースと合わせても100gに届きません。鞄に入れっぱなしにしても、重さで気付くことはまずない。持ち歩きをやめる理由が1つ減ります。
厚さ45mmを「薄い」と呼べますか?
ここが誤解の起きやすいところです。外寸は横180mm、縦65mm、厚さ45mm。薄い財布のブランドだからケースも薄い、とはなりません。
45mmという厚みは、単行本を2冊重ねたくらいの立ち上がりです。上着の内ポケットには収まりません。薄いのは芯材であって、ケースの外形ではないのです。
タイトルに書いた「薄さの代償」は、ここを指しています。芯を抜いた薄さと引き換えに得たのは軽さで、鞄の中の場所は普通のケース並みに使います。
裏地の豚スウェードは何をしていますか?
裏地に張られているのは国産の豚スウェード。起毛した面がレンズに当たるので、出し入れのたびに硬い面でこすることがありません。
コーティングレンズは表面の膜が命です。内側が布か革か、というのは見た目の話に見えて、実際にはレンズ寿命の話でもあります。
日本製であることに意味はありますか?
Mikkeは日本で作られています。注文を受けてから縫う体制なので、在庫を抱えるための量産をしていません。
これは納期が延びる理由でもあり、修理を受け続けられる理由でもあります。作る場所と直す場所が同じだからです。
安く早く手に入る道具ではありません。3〜5営業日待てるかどうかは、注文前に確かめておきたい点です。色の見え方は写真で受ける印象が変わります。3つの革の色味と在庫は、公式の商品ページで並べて確認できます。
3つの革のどれを選べばいいですか?

| 革 | 産地 | 表情の方向 | 色数 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| プエブロ | イタリア | 起毛したざらつきから艶へ | 5色 | 変化を見て楽しみたい人 |
| ブッテーロ | イタリア | 張りのある滑らかな面 | 7色 | 色で選びたい人 |
| ノブレッサカーフ | ドイツ | きめの細かい落ち着いた面 | 6色 | 変化させず長く使いたい人 |
プエブロはどんな革ですか?
表面を毛羽立たせた仕上げの革です。買った直後はマットで、手が触れる場所から順に艶が出ます。
色はグリジオ、ペトロリオ、ネイビー、モスト、コニャックの5色。ケースは手で握って開ける道具なので、変化が出やすい部類の革小物です。
ブッテーロはどんな革ですか?
イタリアのタンナーが作るタンニン鞣しの革で、ハリとコシがあります。芯材を持たないMikkeの構造とは相性のいい性質です。
色数が7色と最も多く、グリーン、ブルー、ダークネイビー、ブラック、バーガンディ、ウイスキー、オリーブから選べます。色で決めたいならブッテーロです。
ノブレッサカーフはどんな革ですか?
ドイツ産のカーフです。きめが細かく、表情の落ち着いた面をしています。
色はスカイ、ライトグレー、グリーン、ダークネイビー、ブラック、トープの6色。淡い色が用意されているのはノブレッサカーフだけです。
金具の色は選べますか?
組ネジはブラスとブラックニッケルがあります。ダークネイビーとネイビーの本体にはニッケルが合わされています。
革の色と金具のコントラストは、口コミでも触れられている部分。写真では小さく写る箇所ですが、手元では目に入ります。
mokuメガネケースが向かない人
①鞄の底に入れて上から荷物を重ねる人
芯材を持たない構造は、押しつぶす方向の力を革のハリだけで受けます。
ノートPCや書類を上に重ねる入れ方をしているなら、Mikkeにその役目は任せられません。守る力が足りないのではなく、そういう設計ではないという話です。
鞄の上部やサイドポケットに定位置を作れる人なら問題ありません。
②胸ポケットや薄い鞄に入れたい人
厚さ45mmは、内ポケットにもクラッチにも入りません。ブランドのイメージから薄型を期待していると、届いてから戸惑います。
薄さを求めるなら、そもそもケースではなくメガネ拭き兼用のポーチという選択になる可能性はあります。
③大きめのサングラスを入れる前提の人
公式ページに内寸と対応フレームサイズの記載はありません。外寸だけが公開されています。
口コミには少し大きめのサングラスも入ったという声があります。ただし、レンズが縦に深い型や、カーブの強いスポーツ系は別です。手持ちの1本を測ってから判断するのが安全です。
mokuはどんなメガネなら向くのですか?

向いているのはこのフレームです
- セル(アセテート)フレーム。素材自体に厚みと復元力がある
- 太めのメタルフレーム。テンプルがねじれにくい
- レンズが小ぶりで、横幅が140mm前後までのもの
逆に、縁なしのツーポイントや、線の細いチタンフレームは慎重に。留めネジ1点で支える構造は、外からの力に弱いからです。
向いているのはこの使い方です
- 予備のメガネを鞄に常備しておく。出先で壊れたときの保険になる
- 出張や旅行で、ホテルの枕元に置く用途
- デスクとリビングを行き来する、家の中での持ち回り
どれも、外からの強い圧力がかからない使い方です。この範囲であれば、58gという軽さが素直に効きます。
買う前に測る数字は3つです
- フレームの横幅。畳んだ状態で端から端まで
- レンズの縦の深さ。深いほど厚み方向を使います
- 畳んだときの全体の厚み。テンプルの重なりぶんを含めて
外寸は横180mm、縦65mm、厚さ45mm。内寸は公開されていないので、革の厚みぶんを差し引いて考えます。1.6mmが両側にあると思えば、目安は立ちます。
ケースの中でメガネが動くときはどうしますか?
横幅に余裕があると、鞄を振ったとき中でメガネが滑る。金具や革に当たって、フレームの塗装が擦れる原因になります。
対策は簡単で、メガネ拭きを1枚たたんで一緒に入れるだけです。隙間が埋まり、中で動かなくなります。拭く道具が常に手元にある状態にもなるので、レンズの手入れも続けやすくなります。届いたその日から試せる工夫です。
mokuの口コミ紹介
公式サイトのレビューは3モデル合計で50件前後、評価は5点満点で4.9から5.0の範囲に集まっています
褒められているのは色と金具です
色味と留め具のアクセントが素敵で見た目にも気分が上がります
出典:メガネケース Mikke Buttero
革の色そのものより、金具との組み合わせに触れる声が目立ちます。同じレビューには、片手で開閉できる点を挙げた一文も続いています。
贈り物としての評価が多く見られます
コンパクトながら少し大きめのサングラスも入る
出典:メガネケース Mikke Noblessa
母親へ贈った、彼へ贈った、家族に渡したという書き出しが繰り返し出てきます。名入れと箱が無料で付くことが効いているのでしょう。
汚れやキズがつきにくいので、大事に長く使いたいです
出典:メガネケース Mikke Noblessa
書かれていないことにも意味があります
レビューを追っても、落とした、踏んだ、荷物の下敷きにしたという話は出てきません。丁寧に扱う人が買っている道具だと分かります。
逆に言えば、乱暴な扱いに耐えた実例が積み上がっていないということ。ここは口コミからは読み取れない部分です。
色ごとの在庫と名入れの見本は、公式の商品ページで確認できます。受注生産なので、注文前に発送予定日も見ておくと安心です。
よくある質問
ハードケースの代わりになりますか?
用途によります。傷と擦れを防ぐ目的なら十分です。荷物の下敷きになる可能性がある鞄の使い方では、代わりにはなりません。
メガネを2本入れられますか?
公式に2本収納の記載はありません。1本を前提とした厚みです。予備を持つなら、ケースも2つ用意する形になります。
組ネジをなくしたらどうなりますか?
2組660円で単体販売されています。ネジ式なので、届いたら自分で付け直せるはずです。買った店に送り返す必要はありません。
雨に濡れたらどうなりますか?
プエブロとブッテーロはタンニン鞣しの革です。水滴が付いたまま乾くと、輪じみが残ることがあります。濡れたら乾いた布で押さえて水気を取ってください。
修理はしてもらえますか?
公式には、会社が存続する限り永年で修理に対応すると書かれています。初期不良の保証も用意されています。金具まで部品売りしている姿勢と合わせて見ると、長く使う前提の商品です。
mokuの財布と一緒に選んでも大丈夫ですか?
革の名前が共通なので、財布とケースで同じ革を揃えることができます。ブランドそのものの評判が気になる人は、mokuの評判を口コミで確かめたい人への記事も判断材料になります。薄い財布の実物の使い勝手はSaku ver.3のレビューにまとめました。
メガネケースは使わないほうがいい、という意見は本当ですか?
裸で持ち歩くほうがレンズには不利です。鞄の中では鍵やペンと当たり、傷は枠とレンズの両方に入ります。ただし荷物の下敷きになる使い方なら、革より硬いケースが向きます。
革のメガネケースで、日本製を選ぶならどう見ればいいですか?
革の産地と、縫う場所を分けて見てください。mokuは国内の工房のブランドで、革はイタリアのプエブロやブッテーロを使っています。革ごとの違いは「3つの革のどれを選べばいいですか?」の見出しで比べています。
結局、買うべきおすすめはどんな人?
鞄の中にメガネの定位置を作れる人です。そこに置く道具として見れば、58gの軽さと1.6mmの革は素直に働きます。
荷物の下敷きになる使い方をしているなら、金額に関係なく別の答えになります。守る道具は、置き場所とセットで選ぶものだからです。
下のリンクから、3つの革の色と名入れの見本、発送予定日を確認できます。
