CIMABUE(チマブエ)のバッグは評判どおり?

黒い革のビジネスバッグを床に置いた様子

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金曜の夜、22時。机の脇に置いた通勤バッグは、持ち手の付け根が白く裂けかけていませんか。来月から新しい取引先を任される。

その初回の訪問に、このバッグでは行きたくない。そういう時期にCIMABUEを調べ始めた人へ書きます。

CIMABUEのバッグは25型、27,500円から55,000円です。トート、ビジネス、バックパック・リュック、ショルダー、クラッチの5つに分かれていて、革は姫路産のエンボスレザーやイタリアンシュリンクレザーといった牛革。

軸になる3型の重さは1,000g、1,170g、1,350gで、入るノートパソコンは14インチか15インチです。訪問の多い通勤ならエメリーⅡ、私服の日も兼ねるならトゥールーズ、肩の負担を減らしたいならブレルノ。

まずはこの3型を覚えて帰ってください。

この記事では以下を紹介します

  • 25型がどのカテゴリーに何型ずつ並んでいて、それぞれ何をするバッグなのか
  • 使われている革は3系統。姫路産エンボス、イタリアンシュリンク、撥水牛革
  • 軸になる3型の価格・寸法・重さ・パソコンの対応インチ
目次

チマブエ(CIMABUE)のバッグは25型、5つのカテゴリーに分かれる

公式のバッグ一覧に並んでいるのは25型で、カテゴリーは5つです。

カテゴリー型数どういう持ち方のバッグか
トートバッグ9手で提げる。開口が広く、私服の日も持てる形
ビジネスバッグ6ブリーフケース。手持ちと肩掛けを切り替える2wayが中心
バックパック・リュック7背負う。両肩に重さが分かれる
ショルダーバッグ4斜め掛け。荷物が少ない日の身軽な形
クラッチバッグ1手に持つ。書類だけを運ぶ日の形

最も種類が多いのはトートバッグ

25型のうち9型がトートです。

ビジネス一辺倒のブランドではなく、私服の日も持てる形に一番厚みを持たせた構成になっています。代表格はトゥールーズ フラップトートバッグで、46,200円から。

かぶせ(フラップ)が付いたトートなので、開けるときに一手が入るかわりに、電車で口が開きっぱなしになりません。通勤バッグを休日にも兼用したい人は、まずこの9型から見ていくことになります。

ビジネスバッグは6型

ビジネスバッグのページに並ぶのは6型で、上がエメリーⅡ 2wayダブルブリーフケースの53,900円、下が薄型のグレンⅡ コンパクトブリーフケースの37,400円です。

ブリーフケースは面で立つバッグなので、応接室の脇に置いても形が崩れず書類が折れないかわりに、金具と芯材が増えるぶん重くなります。

バックパック・リュックは7型

リュックのページは7型で、上限がブレルノ アーバンソリッドバックパックの55,000円、下限がアラスタ ビジネスリュックの30,800円です。

リュックを選ぶ理由は一つで、重さが両肩に分かれること。自転車と徒歩が長い通勤、そして15インチのパソコンを毎日運ぶ人が現実的に選べるのは、この7型のなかになります。

ショルダー4型とクラッチ1型は?

ショルダーバッグは4型で、30,800円から37,400円の帯。財布とスマートフォンと手帳だけを持って出る日のためのバッグで、ビジネスバッグの棚にも並ぶ型があります。

クラッチバッグはグレンⅡ クラッチバッグの1型のみで27,500円。価格の下限はここから来ていて、クラッチを除いたバッグ本体は30,800円からです。

名前を並べると、シリーズで枝分かれしているのが見える

エメリーとエメリーⅡ、グレンとグレンⅡ。ローマ数字の付いた型は後継にあたり、同じシリーズのなかで形が枝分かれしています。

エメリーⅡにはブリーフケースとミニマルショルダーがあり、グレンⅡにはブリーフケースとクラッチ、アラスタにはビジネスリュックと4wayがある。つまり25型は、ばらばらな25商品ではありません。

使われている革は3系統

商品ページで素材が確認できた3型は、それぞれ革が違います。

エメリーⅡは牛革のイタリアンシュリンクレザー、トゥールーズは牛革の姫路産エンボスレザー、ブレルノは撥水牛革です。姫路は国内でも有数の革の産地で、CIMABUEはその国産革と輸入革を型によって使い分けています。

トゥールーズには「クロコノワール」という仕上げがあります。

名前だけ見るとワニ革に思えますが、素材欄は牛革で、公式にもエンボス(型押し)と書かれています。本クロコダイルではなく、クロコの表情を型押しで出した仕上げです。

撥水という表記があるのはブレルノです。

革製品を雨のなかで使うつもりなら、この一語があるかどうかで気の遣い方が変わります。なお、リュックとショルダーのカテゴリーページには革の名称がないので、気になる型は商品ページを開いて素材欄を見てください。

作りは「シングル・ダブル・3way」

バッグを開いて中の仕切りとポケットが見える状態

公式重量表を見ると、同じ名前のブリーフケースがシングル、ダブル、3wayに分かれています。エメリーはシングル1,100g、ダブル1,200g、3wayが1,300g。アデルはシングル1,100g、ダブル1,500g、3wayが1,400gです。

仕切りが増え、ショルダーストラップを掛ける金具が増えるほど、同じシリーズでも100gから400g重くなります。

3型の価格・寸法・重さ

価格(税込)寸法重さPC
エメリーⅡ 2wayダブルブリーフケース53,900円41×30×14cm本体1,170g+ベルト180g牛革(イタリアンシュリンクレザー)14インチ
トゥールーズ フラップトートバッグ46,200円〜39×32×15cm1,000g/1,070g/1,100g牛革(姫路産エンボスレザー)14インチ
ブレルノ アーバンソリッドバックパック55,000円29×41×16cm1,350g撥水牛革15インチ

1,170gは重いのか

14インチのノートパソコンは、おおよそ1.2kgから1.5kg。ここに充電器と書類、手帳が乗ります。エメリーⅡ本体1,170gに、パソコン1.3kgと持ち物0.5kgを足すと、実際に肩にかかるのはだいたい3kg前後です。

今使っているバッグを、中身を入れたままキッチンスケールに乗せてみてください。

たとえば今が2.2kgだったとすると、革に替えて3kg。差は800gで、500mlのペットボトル1本半ぶんが毎朝ずっと増える計算になります。

革は使い込んでも軽くなることはまずないので、この800gは3年後も同じだけ肩に乗ります。その差が受け入れられないなら、最も軽いトゥールーズの1,000gか、背負えば片側の負担が半分になるブレルノに寄せてください。

価格は27,500円から55,000円。中心は4万円台から5万円台

通勤の主力として使うサイズの型は、おおむね4万円台から5万円台に集まります。

3万円台は薄型のブリーフケースや小ぶりなショルダー、2万円台はクラッチのみ。予算が4万円から6万円なら、選択肢はほぼ全域に届きます。

A4サイズで比べてみました

A4は29.7×21cmです。

エメリーⅡは幅41cm、高さ30cm。A4を寝かせても幅にも高さにも余りが出ます。トゥールーズは幅39cm、高さ32cmで、A4を縦に立てて上に3cmほど残ります。開口部は広めですが、かぶせを開ける一手が入ります。

ブレルノは幅29cm、高さ41cm。幅29cmはA4の長辺29.7cmよりわずかに短いので、横に寝かせては入らず、縦に入れる形になります。

横長のファイルボックスを毎日運ぶ人には向きませんが、15インチのパソコンが入るのは3型のなかでこの型だけです。

厳選された上質素材を日本の職人技で優美に仕立てた革製品【CIMABUE チマブエ】

ビジネス・トート・リュックの使い分けについて

スーツ姿でバッグを提げて歩く足元
あなたの通勤選ぶのはこれ理由
電車と徒歩20分以内、訪問が多いエメリーⅡ14インチ対応。手持ちと肩掛けを1日のなかで切り替えられる
私服の日もある、書類は少なめトゥールーズ1,000gと最も軽い。かぶせ付きのトートは休日にも持てる
徒歩と自転車が長い、パソコンが15インチブレルノ15インチが入るのはこの型。革は撥水牛革で、背負えば片手が空く
荷物が財布と手帳だけの日が多いショルダーかクラッチ37,400円と27,500円の帯。書類を持たない日の身軽さを取る

訪問のある仕事で、パソコンが14インチなら、エメリーⅡです。手で提げれば1,170g、ショルダーベルトを足せば1,350g。1日のなかで持ち方を変えられることが、訪問の多い人にはいちばん効きます。

名刺入れも揃えるつもりがあるなら、CIMABUEのビジネス革小物を先に見ておくと、革の系統を合わせやすくなります。

CIMABUEのバッグが向かない人

1kgを超える革のバッグに耐えられない人

軸の3型はすべて1,000g以上あり、革は使い込んでも軽くなることはまずありません。さきほどのキッチンスケールで差が800gほど出たなら、一度立ち止まってください。

軽さを最優先にするなら、mokuのバッグはどこが違う?革小物の店が作る鞄の実力に重さと寸法を並べてあります。

雨の日に、バッグを使いたくない人

撥水の記載があるのはブレルノです。通勤で、帰宅のたびに拭き上げるのが面倒だと感じる人には、革のバッグ全般が向きません。

私はコードバンの財布を一度濡らして、銀面が浮いたまま消えるまで2年かかりました。それ以来、革製品では撥水の記載を先に見るようになっています。

現物を触らないと決められない人

ここが最も大事な注意点です。公式のご利用ガイドによると、客都合の返品はできません。受け付けているのは不良品と誤配送のみで、期限は到着から7日以内です。

つまり「とりあえず買って、合わなければ返す」が通用しません。5万円を、返せない前提で払うことになります。

口コミが少ないブランドを、どう判断するか

買った人の声は、どこで読めるのか

CIMABUEの公式サイトにはレビュー一覧のページがありますが、掲載は4件だけ。しかもバッグはトゥールーズの1件で、残りは財布や革小物です。

口コミの数で判断できるブランドではない、と先に知っておいてください。そのトゥールーズの1件は、こう書かれています。

今回初めて注文しましたが、ファンになりました。他と比べてデザインも革の質も良く、値段も安い。

CIMABUEは日本のブランドです。販売業者は株式会社コランド、所在地は東京都台東区浅草橋1-6-3で、会社概要に記載があります。イタリア語の響きから海外ブランドだと思われがちですが、姫路の革を使い、国内で縫っている作りです。

現物を触ってから決めたい人には、同じ台東区浅草橋1-6-3に予約制のショールームがあります。公式のショップ一覧にはWEB SHOPを含めて30件あまりの取扱店が地域ごとに載っているので、近くで触れる店が見つかることもあります。

よくある質問

チマブエ(CIMABUE)はどこの国のブランドですか?

日本のブランドです。販売業者は株式会社コランドで、所在地は東京都台東区浅草橋1-6-3。イタリア語のブランド名なので、海外の会社だと思われがちです。

CIMABUEのバッグの年齢層はどのくらいですか?

公式に「何歳向け」という記載はありません。価格は2万円台後半から5万円台、ロゴを大きく出さない作りです。

CIMABUEのバッグはどんな種類がありますか?

トートバッグ9型、ビジネスバッグ6型、バックパック・リュック7型、ショルダーバッグ4型、クラッチバッグ1型の、あわせて25型です。

返品や交換はできますか?

客都合の返品はできません。不良品と誤配送に限り、到着から7日以内の連絡で対応してもらえます。サイズ違いや「思っていたのと違った」は対象外です。

修理はしてもらえますか?

修理には保証書が必要です。送料は原則こちら持ちで、会社が負担するのは購入から30日以内に出た初期不良の場合だけです。

25型のうち、あなたが本当に比べるのはエメリーⅡ、トゥールーズ、ブレルノの3型です。通勤の形が決まっていれば、選ぶのに時間はかかりません。

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